ダイエット辛く無いですか?
それって、脳が貴方の味方になっていないからかも⁉
①糖質制限が糖尿病の引き金
脳は基礎エネルギーの4分の1を使用するとても食いしん坊な臓器です。
例えば糖質制限をすることで糖質が体内に不足すると、脳が他の臓器の糖質利用を抑えようとします。脳の視床下部から「脳細胞以外は糖質をあまり取り込まないように!」と体に命令します。
すると副腎という臓器からコルチゾールが出ます。※コルチゾールは細胞がブドウ糖を取り込むのを阻害する働きがあります。
細胞に血糖を取り込むインスリンに対する抵抗性が上がり、細胞が糖質を使えなくなります。
と、これが脳を守る仕組みなのですが、
問題は我流で糖質制限をする事で、細胞にストレスがかかる事です。
コルチゾールは細胞をストレスから守る素晴らしい働きをする一方で、出し過ぎると細胞が糖を取り込まなくなり、血糖値が上がりっぱなしになります。
これが糖尿病の原因の1つと言われています。
糖質摂取量は過去30年間で22パーセント減っているにもかかわらず糖尿病が増えている理由は脳科学的には「細胞のストレス」にある!という事だそうです。これは精神的ストレスも含みます。
要は糖質制限ではなく糖質の種類厳選が良さそうです。
②肉を食べないと不眠になり攻撃的になる?
幸福感を与える物質に『セロトニン』というものがあります。
このセロトニンの原料はトリプトファンというアミノ酸です。これは野菜にはあまり含まれておらず肉に多く含まれています。
肉を食べる⇨トリプトファン補給⇨体内でセロトニンに変化(幸福感を生み出し食欲を抑える)⇨メラトニンに変化(睡眠の質向上)
といった流れです。
反対に長期的に肉が足りないと結果的にセロトニンが足りなくなります。すると攻撃的になります。
大昔はこの働きのお陰で小さな人間がマンモスに立ち向かう事が出来たと言われていますが現代ではあまり攻撃的なのは受け入れられませんし自分も辛いですよね。
まとめると過度な糖質制限や肉を控え過ぎる一般的なダイエットは脳の栄養失調を招き、糖尿病、不眠、イラつきなど影響があるかもよ!
ということです。
では、脳を味方につけて快適にダイエットをしましょう^ ^